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2196話

その男のモノは本当に衝撃的だった。大学時代に付き合っていた彼氏のものと比べたら、まるで人前に出せないほどの差だった。

一年間、肉の味を知らなかった彼女の胸は、ドキドキと高鳴り始めた。

ちっ、何を考えているんだ!雪梅は背を向け、あのテントを見ないようにした。

二分ほど経ち、外の土砂降りの音を聞きながら、どういうわけか彼女は悪魔に取り憑かれたように小さな声で「私?」と呼びかけた。

返事がない。彼女はそっと振り返り、もう少し大きな声で「私!私!!」と言った。

ベッドに横たわったままの俺が何の反応も示さないのを見て、雪梅は無意識に自分のナース服を整え、周りを見回した。

サッと音を立てて、彼...