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2168話

私は何度もうなずいた。「じゃあ、その、おっぱいを大きくするのは?」

「それは主に薬に頼るんだよ。昔の兎公子って知ってるか?あいつらの肌は女よりもっと柔らかくて、それに女と同じように胸まで出来たんだ。それはもう、権力者や金持ちしか手に入れられない珍品だったんだぜ」

老王は感慨深げな表情で言った。「でもな、それは昔は男を女にする薬が貴重で、金よりも高価だったからさ。今じゃどこにでもあって、簡単に抽出できるようになったがな」

副作用とかないのかな?確かに不思議な話だけど、これって男性用のものだよね。男を女にできるなら、女性が使ったらどうなるんだろう?

老王はちらりと目をむいたが、それでも答え...