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2163話

「劉蓉児は興奮した表情で言い、さらに尋ねた。『私、今綺麗?それともさっきの方が綺麗だった?』」

水の中にいた彼女の姿を思い出して、正直どちらとも言えなかった。「どっちも綺麗だよ。どっちにしても俺はズボン脱ぎたくなるから、服着た方がいいんじゃないか。さもないと我慢できなくなるぞ」

「着ないよ、着ないよ。子供の頃もこうやって遊んでたじゃない……」劉蓉児はニヤニヤしながら従おうとしなかったが、その様子は明らかに「早く脱ぎなさいよ!」と言っているようだった。

肉を食ったこともある俺だ、こういう女の腹の内くらい分かる。今度は急がなくてもいいと思った。どうせ彼女が怖がらないなら、俺が怖がる理由なんて...