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2137話

「ベッドに適当に手を指して、ごく普通の口調で、まるで水を一杯注いでくれと頼むような感覚で言った。

小甜がここまで付いてきたのだから、当然心の中で想像していたはずだ。彼をちらりと見ただけで、すぐに身を向け直した。小さなブラウスのボタンを外し始めたが、それでも無意識に彼の視線を避けていた。

ふふん、マッサージするからには、ついでに得するのは当然だろう。全部脱いでマッサージすれば、人助けもできるし、自分も得をする。お互いがウィンウィンでないと長続きしないからな!

でも、この小娘は何を隠そうとしてるんだ?この部屋は左右に大きな鏡があって、天井までが大きな円形の鏡になっている。これはすごい、見識が広がっ...