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2134話

「あ……えっと、じゃあ……」小甜は困惑し、内心では少し慌てた気持ちを抱えていた。

「今すぐ薬をあげることはできないんだ」私は両手を広げて言った。

「はぁ??」小甜は頭の中が疑問符だらけになった。この男、もしかして……

思わず自分の胸元に目を向けた。確かに痩せてはいるけど、それでも胸とお尻のラインはむしろ際立っている。前にこの若造が送ってきた色っぽい視線を思い出すと、もしかして先に何か得てからじゃないと薬をくれないつもりなのか?

そう考えると、ますますその可能性が高く思えてきた。この小さな色魔め。でも、スタイルのため、美しさのために、結局自分はこれを受け入れるべきなのか?

それとも……...