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2103話

心の中で激しく罵りながらも、頭の中にはあの恥ずかしいものが浮かんでしまい、どんな女だって見たら顔を真っ赤にするようなものだった。今回はなんとか女としての道を守り、問題を解決できた。こんな困難なことを自分でやり遂げたと思うと、心の中で少し得意になっていた。

目に最初に映ったのは、首を長くして待っている王根生だった。この小僧は歯を食いしばって、目をぱちくりさせながらこちらを見ていた。

彼女が出てくるのを見るなり、すぐに「母ちゃん!」と叫んだ。その声には喜びと不満が混ざっていた。

柳玉は彼の様子を見ただけで腹が立った。この馬鹿息子のせいで、自分のお尻が裂けるような目に遭ったのだ。今でもあの大き...