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2092話

「だから、この糞ガキどもが最大の天敵ってわけだ。二十匹もいやがるんだぞ。そのほとんどが熟してないのを直接投げ捨てられたんだ。」

「無駄にしたのは間違いなく食べたより多い。一匹が十斤だとして、二十匹なら二百斤。つまり二百元だ。」

「二百元だぞ、くそっ、村の連中がどれだけの穀物を売らないといけないか、家族に麦袋何袋か弁償させるなんて、死んでも無理だろうな。」

私は一息ついて怒りを鎮めたが、腹も減っていたので、座って即席麺を作りながら対策を考えるしかなかった。

何か対策を考えないと、この兎っ子どもに対抗できない。このまま荒らされ続けたら、もう商売なんてやってられない。

ここまで苦労して来た...