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2035話

「ほら見て、お姉さん本当に痛くて辛いのよ、自分じゃ絞り出す勇気がなくて……」王春花の声は鼻から漏れるような色っぽさを帯び、誘惑に満ちていた。

「そ…それで俺にどうしてほしいの?」俺の胸の鼓動はドクドクと加速していた。この予感は最近よく感じるようになっていて、下半身もすぐに反応してしまう。

「前は子供のパパがいた時は、いつも彼が吸い出してくれたんだけど、今はあなたしか頼れないわ」王春花は何でもないような口調で言った。

「ごくり……」俺は思わず唾を飲み込み、膝が少し震えながら顔を近づけた。心臓は激しく高鳴っていた。

ひっ……

二人同時にお互いの熱さに驚いたように、ビクッと身体を震わせた。...