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200話

彼女はさっき、私が立っていた場所にいたはずだ。

まさか彼女が来るとは思いもしなかったし、いつ来たのかも分からない。

もちろん、そのことを口にするわけにはいかない。そうしたら、梅子が恥ずかしい思いをするだろう!

玄関まで歩いて、振り返ってちらりと見ると、陳二狗とあの娘はまだ夢中で戦っていた。

そして私自身の下半身はまだパンパンに張ったままだった。

私は居間を出た。

梅子の姿はもう見えなかった。

梅子がどこまで聞いていたのか分からないが、あの光景は確実に見ていたはずだ。経験のない少女にとって、相当なショックだったに違いない!

幸い、私は加わらなかった!

それに、私が「梅子に申し訳ない」と言ったのを...