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1957話

「大丈夫、俺が村の入り口まで送って行くよ。二、三日したら三宝山の古いお寺に...」従兄は先に立って、別の小道から外へ抜け出した。

私は胸が締め付けられる思いで、ふと外に停めてある車のことを思い出した。彼があちらから出て行くのを見て、やっと安堵の息をついた。

劉暁麗たちの気配がすっかり消えてから、隠れていた私は長く息を吐いた。あの二人のやったことは、あまりにもスリリングすぎる。

二人が去ると、自然と隣にいる劉薇に意識が向いた。

ちょうどそのとき彼女も私を見ていて、目が合った瞬間、どきりとした。「私たちも行きましょう...」

「どこに行くんだよ。大事なことはまだ何もしてないじゃないか。あいつらが楽...