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1946話

「ダメ……」劉薇が急に横から口を挟んだ。

「なんで?」陳思思は疑問を浮かべて彼女を見つめ、私も無邪気な顔で振り向いた。

劉薇は胸がどきどきして、「私が座るから。あなた重すぎるし、私に任せて」と言いながら、顔を真っ赤に染めながらも、座席からお尻を持ち上げて私の膝の上に移動させた。

陳思思はそれを見て先を越されたと思い、黙っているはずもなく、すぐさま「それでもまだ窮屈よ。一人ずつ両側に座りましょ。金水お兄さん、大丈夫?」と言った。

男として!できないなんて言えるはずがない。私は迷わず問題ないと答えた。

そして陳思思はその丸みを帯びたお尻で劉薇を少し押しのけると、自分は私の左足を占領した。膝の上に二...