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1871話

「もう少し上に!」

私は心の中で焦りながら叫んでいた。自分が飛び込んで劉翠児を手伝ってやりたい、あの布きれを引き上げるのを手伝ってやりたいとさえ思った。

これが初めて現実で女の白い肌を目にする瞬間だった。それも夢の中で思い描いていた女だ。

正直なところ、少しずつ上へと移動するその姿はとりわけ魅力的で、思わず涎を垂らしてしまうほどだった。

寝間着が少しずつ上がっていくのを見つめていると、青々とした葱のような白く長い両脚がついに目の前に現れた。

私は目を見開いたまま、瞬きひとつせずに見つめていた。どんどん上がっていく寝間着の下から、うっすらと大きな雪白が見え始めた。

目玉が飛び出しそうになった時、...