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183話

「でもそのエライ人はどうなの?もし運が良かったら?」

「2年間も、不確定要素が多すぎるわ!」

「まあいいや、得するもの勝ちだ」

「俺が他人に嫁を養ってやるわけにはいかないだろ?」

梅子が按摩を教えてほしいと言うから、服を脱がせた。

その若々しさに満ちた体に、俺は思わず喉が渇いた!

確かに、俺はある程度の免疫力はついたけど、やはり血気盛んな若者だ!

あの「エライ人」とやら、梅子がお前を愛してたって何だ、抱かせもしなかったくせに、今は俺の前で服を脱いでるじゃないか!

俺は心の中で「エライ人」に嫌味を言いながら、傷ついた自分の心を慰めた。

梅子の表情は少し恥じらいと不安が混ざり、両腕で胸を抱いている...