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169話

「お前の義姉さん、なかなかいい人だな。お前たちを見捨てずにいてくれて」

「そうなんだ、義姉さんは私たちにすごく優しくしてくれるよ。兄貴が福がなかったんだ!」そう言いながら、僕はパンツを脱ぎ始めた。

蘇梅が顔を背けるのが見えた。

家では僕はパンツ一枚だけ履いていたから、これを脱いだら全裸になる。

「梅子、脱いだよ。もう洗っていいよ」と僕は言った。

蘇梅がちらりと振り返ったが、すぐにまた顔を背けた。

「梅子?」

「わ、私、今まで男性の裸を見たことがなくて」彼女の顔が真っ赤になっていた。

「初めてってのは誰にでもあるさ。どうせ私たちは夫婦なんだし!」僕は気さくに言った。

「そ、そうね!」

彼女はぶる...