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15話

「そ、そうだけど、義姉さんは同意してるの?」私は作り笑いで尋ねた。

「はぁ、今はちょうどお前の義姉さんのところで止まってるんだよ」母は溜息をついた。「お前の義姉さんは学がある、教養のある人だから、この件には抵抗があるんだ」

「じゃあ、もうダメってことじゃないの?」

「あんたの言い方だと、義姉さんとのことに賛成ってことね?」母はにこにこと言った。

「お母さん、僕が反対したって、どうにかなるの?こんなこと、僕に決められることなの?」私は諦めた表情を浮かべた。

母は私の頭を軽く叩いた。「この生意気な子、いつも妄想して、パンツをびしょびしょにしてるくせに、お母さんが分からないとでも思ってるの?女が欲し...