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1460話

「この感覚はどう言えばいいのか…心地良くもあり、恥ずかしくもある。心地良いのは、私の大きな手が彼女の胸を撫でても、彼女が少しも痛みを感じていないこと。恥ずかしいのは、彼女の夫に対する後ろめたさだ」

「んっ…あぁ」

突然、李夫人が私の逞しい手の愛撫に気持ち良くなりすぎて、思わず声を漏らした。治療中の私はびっくりして慌てて手を止め、周囲を見回した。

くそっ、この女、敏感すぎるだろ。たった数分で悶え声を上げるなんて——と心の中で軽蔑した。だが軽蔑した後で、私は密かに得意になった。自分のテクニックは、普通の女性には耐えられないものだ。

特に李夫人のような、長年愛に飢えている女性は、落ちるのも早...