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1448話

白夜から漂ってくる微かな香りを感じながら、思わず深く息を吸い込んだ。空気中には、白夜の体から発する心地よい香水の匂いが満ちていた。

白夜は私に抱きしめられた瞬間、最初は状況を把握できていなかった。

彼女が反応する間もなく、私の手はすでに彼女の太ももに伸び、足首から太ももの付け根まで、そして最後は腰へと滑らせていた。

「どう?気持ちいい?」

突然、白夜の耳元で、そっと息を吐きかけた。

その吐息が白夜の耳に触れた瞬間、彼女の体がびくりと震えた。私の大きな手の愛撫で、すでに溶けそうになっていた体に加え、敏感な耳を刺激されて。

彼女はもう我慢できず、両足をきつく閉じ合わせ、頬は紅潮し、唇が微かに...