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1419話

「夜の媚びた声が遠くから聞こえてくる。淡く、繊細で、かすかな声だった。

私はしばらく聴き入ってしまい、その声に酔いしれていた。

丸一刻ほどの間、彼がようやく我に返ると、濁った瞳から悪戯な笑みがこぼれ落ちた。

「ほう?あえて触れてみようか?」

「見てやろうじゃないか、この小さなお姫様がどれほど強情なのかをな!」

「今日、お前には私の下半身で懇願させてやるぞ!」

私はそう言いながら、老いた体をさらに前へと押し進めた。

下半身の巨大な部分が黒いレースに触れると、言葉にできないほどの快感が胸に込み上げてきた。

この瞬間、彼は心の中に言い表せないほどの心地よさを感じていた。

「はっはっ、お姫様だろうがな...