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1367話

「そうそう、もし間違ってなければ、あの二人はもう凍えてダメになってるだろうな」

黒髪の青年が続けて相槌を打ち、顔には得意げな笑みが浮かんでいた。

しかし、何かを思い出したように、端正な顔に眉を寄せ、少し困惑したように尋ねた。

「でも、二人が本当に凍死したらどうするんだよ!」

黄髪の青年はそれを聞くと、漆黒の瞳に余計な感情を宿すことなく、笑いながら言った。

「凍死?もしそうだとしても、俺たちには関係ないだろ!」

「奴らが冷凍庫に誤って侵入して、凍死したって言えばいいじゃないか、どうだ?」

黒髪の青年はそれを非常に理にかなっていると感じ、顔に笑みを浮かべて言った。

「やっぱり兄貴の言うことは正しい...