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1355話

「お金があるからって偉いとでも思ってんの?確かにお金じゃあんたを誘惑できないけど、このお嬢様の身体には、あんたを犯罪に走らせるものがいっぱいあるんだからね」

言い終わるや否や、彼女は鼻を高くして「ふん」と一声鳴らすと、真っ白なドレスの中から漆黒のパンティーを取り出し、私の目の前でひらひらと揺らしながら、得意げに言った。

「お嬢様が履いていたパンティー、欲しくない?」

「千金でも買えないわよ」

私は頬がわずかに赤らみ、濁った瞳に一筋の照れが浮かびながらも、少し得意げに言った。

「ふん、たかがパンティー一枚、わしに必要だと思うのか?」

「見た目はぼろぼろでも、わしの目は肥えておるぞ!」

「...