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1173話

「なるほど、そうだったのか。それなら確かに仕方がないな。でも患者さんはやはり高齢だから、生活面ではもっと気を配ってあげて、心を尽くしてケアしてあげてください」

夏若雨は思わず忠告した。

私はそれを聞いて何度も頷き、内心でもこの美女への好感度が増した。いい子だ。確かに美しいが、心も優しい。

彼はますます彼女のことが気に入った。絶対に落としてみせる。

小雅はずっと横で黙って見ていたが、心の中ではもう怒り狂っていた。

このじじい、私を空気扱いしているつもり？！！！

こんな露骨に目の前で女の子に手を出すなんて、本当に腹が立つ！

周りにはまだ彼女を見つめる男性たちがいなかったら、自分の魅力に自信を失...