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1108話

「いいぞ、だがこの医院、俺様が十万で買い取った」

本来は話し合うつもりだったが、こんな好機を目の当たりにして、どうして欲を出さないでいられようか。

莫天の目に迷いの色が浮かんだが、葉雪を艶めかしく愛撫する様子を見るや、もはや抑えきれず、歯を食いしばって激しく頷いた。

俺は大きく笑い、下半身の動きをさらに早めた。葉雪の体が激しく揺れている。

「あと十回やったら渡してやる。それまではお前も別の楽しみ方をしていいぞ」

傍らで見ていた莫天は目を丸くしたまま、心の中で思った。

「年は確かに四十を過ぎているのに、なぜこれほど猛々しいのか?」

だが俺の言葉の後半を聞くと、もはや躊躇わず、ズボンのチャックを下...