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1087話

私の膝の上に座る白葉の顔は真っ赤に染まっていたが、同時に目に宿る嘲りの色もより一層濃くなっていた。

青衣の女性はそれ以上長居せず、葉刺骨が全身から妖艶さを放つ女性を選んだ後、そのまま立ち去った。

「笑わせる。顧然葉少の身分は並ではないが、このような場に来られる者が誰一人として並の者であろうか」

その時、私の濁った視線はすでに白葉から離れ、舞台へと向けられていた。

「欲情を刺激する愛撫を続けるより、舞台を見た方が時間の経過も早く感じるだろう」

舞台上では火照るような魅力を放つ娘が、ポールダンスを踊っていた。セクシーな衣装に包まれた雪のように白い肌、心を奪う眼差し、一つ一つの動きが観客の...