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1069話

「ふふっ、そう聞いて内心で笑ってしまった。この芳芳、なんて分かってるんだろう。特にさっきあの艶やかな唇を舐めた仕草といったら、体中が火照るような感覚に襲われた。思わず言ってしまった。「芳芳、俺のここがもう限界なんだ。お前にしか助けてもらえない」

芳芳は恥ずかしさで顔を赤らめながらも、同時に興奮しているようだった。小さく頷くと、「金水さん……ベッドに……横になって。私が……お手伝いします……」と言った。

その言葉を口にした途端、彼女の顔は耳まで真っ赤に染まっていた。

俺の心臓が激しく跳ねた。この芳芳は……

そう思いながら、手早く朝食を置いて、芳芳が寝ていた大きなベッドに横たわり、素早くズ...