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1015話

「貴様を殺せば十分だ！」

許超は咆哮を上げ、再び飛びかかった！

秘術を使ったせいか、折れていた足が治っているではないか！

ふっ！

彼の足は戦斧のように唸りを上げながら葉承に向かって蹴りを放った！

その速さは先ほど黒熊を一撃で打ち抜いたときよりも何倍も速い！

皆の目には、彼はただの残像としか映っていない！

「秘術を使った後の許超の力はさらに強大になっている。その実力は黄級中期に匹敵するほどだ」

だが、葉承は黄級後期だ！

結果は想像に難くない！

魔神のように変身した許超の攻撃に対し、葉承も油断できないようだ。

彼は真気を漲らせ、両手が鉄青色に変わり、まるで鉄の手のように許超の両足に叩きつけた！

彼...