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162話

顾清珏は手際よく自分のスマホを取り出し、楚攸宁のスマホのホーム画面を見ながら短い動画を撮って、顾家の家族グループに投稿した。

「天に感謝、地に感謝、神様に感謝!我が顾家にもついに後継ぎが現れたぞ!」

すぐに「ピンポン、ピンポン」と通知音が鳴り、返信が表示された。

顾おじいさん:「顾三、お前が送ったのは何だ?なんでこの男の子の後ろ姿が宁宁坊やに似ているような気がするんだ」

顾棉:「お父さん、画面の男の子は宁宁よ」

顾清珏:「はははは、まさか我が顾家の万年鉄樹がいつの日か女の子の誕生日をパスワードにするなんてね。見識が広がったわ、見識が広がった!」

顾おじいさん:「坊やが恋人ができたのか...