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89話

王琳のあの体つきを思うと、少し興奮してしまう。私は急いで言った。「王姉さん、本当に申し訳ないですが、今はマッサージ店で働いているので、仕事が終わってからしか会いに行けないんです」

「そう、大丈夫よ……実は友達があなたのマッサージを受けたいって。住所を教えてくれれば、彼女を行かせるわ」王琳はすぐに返信してきた。

私は一瞬ドキッとした。まさか、あの雲依じゃないだろうか。

きっと彼女だろう。だって王琳の友達で、私がマッサージしたのは雲依だけだから。あの日の光景を思い出すと、少しソワソワしてしまう。

残念ながらあの日は王琳がいたから、それ以上進展できなかった。明日なら手を中に滑り込ませることが...