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882話

私は王小青を連れてマッサージルームに入った。

今、少し躊躇している。以前この決断をしたのは、肖蓉の言葉もあってのことだった。肖蓉は王小青がろくな人間ではないと言っていたので、私の心の負担も軽かったのだが、実際に会ってみると、この王小青は私の印象とはかなり違っていた。

そのため躊躇いが生じていた。心の中でため息をついたが、仕方ない。従姉妹のためにはこうするしかないのだ!

王小青は常連らしく、マッサージの流れを知っていた。部屋に入るなり服を脱ぎ始めた。私は目の前で王小青が最後の防御を解くのを見つめていた。彼女は少しも隠す様子もなく、くるりと一回転してからベッドに横たわった。

「始めて」と王小青...