Read with BonusRead with Bonus

865話

「いとこ姉さん、私の夢を応援してくれてたんじゃなかったの?なのに今、私が実現したら離れろって言うの?」いとこ姉さんが眉をひそめた。

私はハッとした。もちろんいとこ姉さんの夢を応援している。ただ今のあの盲学校は本当に深い泥沼だ。いとこ姉さんのことが心配でならない。

最初は私が学校の幹部になってから、いとこ姉さんを招き入れようと思っていた。そうすれば私がいとこ姉さんを守れるし、いとこ姉さんは好きなことができる!でも今はあそこは虎狼の巣だ!いとこ姉さんが行くなんて、どうして安心できるだろう!

今日だっていとこ姉さんはもう少しで大変なことになるところだった!私が間に合わなければ、張闯にどんな目に...