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86話

私の表情が変わらず平然としているのを見て、孫姉はようやく安心したように小さくため息をついて、適当に言い流した。「いいのよ、あなたも大変でしょうから、私自分でやるわ。少し休んで、また続きのマッサージの準備をしてて」

言い終わると、孫姉は再び私の下半身にちらりと目をやり、声を潜めてつぶやいた。「意外ね、まだ若いのに、アレがなかなか立派じゃない。まさに子供の顔して大人の体、っていうやつね!」

私は少し戸惑いながら、こっそり枕の下にある例の箱に目を向けた。

あんなものを取り出しておいて、まだマッサージを続けるなんて、邪魔になるんじゃないだろうか?

「え...えっ?まだやるの?」

私が少し乗り...