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81話

彼女の太ももは豊満で白く、その隙間から、思わず目が中を覗き込んでしまい、ほんのり赤い色が見えるような気がした……

「この小さな盲目さん」

私が見入っていると、江姜が突然声をかけてきた。

慌てて尋ねる。「何かありましたか?」

「別に。あなた、マッサージの技術は悪くないわね。何年勉強したの?どこで働いてるの」江姜はさらっと尋ねた。

「六、七年ほど学んでいます。まだ就職はしていませんが、おそらく数日中にマッサージ店で働き始めることになると思います」と答えた。

「そう、じゃあ今度はマッサージ店であなたを訪ねるわ」そう言いながら、江姜は足を引っ込めた。

一瞬躊躇した。もうマッサージはしないのだろうか。憧...