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697話

「従姉さん、誤解しないでよ、そこじゃないんだ」私は慌てて説明した。「実は太ももなんだ。ただ、内側の方で、そこにかなり近いんだけど」

従姉さんは頬を赤らめた。

これで私はますます諦めきれなくなった。私は苦笑いして言った。「従姉さん、やっぱりいいよ。この傷は自分で処理するから、わざわざ手を煩わせなくていいよ」

従姉さんは少し躊躇した。「大丈夫よ、然くん。言ったからにはやるわ。従姉のこの歳になれば、見たことないものなんてないわ。心配しないで、そこだって何?任せてよ!」

従姉さんがそこまで言うなら、私だって損するわけじゃない。思い切って構えを解き、さっとズボンを脱いだ。

従姉さんは一目見るな...