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690話

表姐の声が私を現実に引き戻した。治療こそが最優先事項だ。下を見ると、鼻血が出そうになるほどだった。表姐が刺された場所は、彼女の急所中の急所にあまりにも近かった!両者の間はわずか一センチもない距離!その真っ赤に腫れた部分は、周囲の雪のような白さと鮮やかなコントラストを成していた。

これで表姐が恥ずかしがっていた理由がわかった。少しでも注意を怠れば表姐のあそこに触れてしまう!表姐はそっと私を一瞥して言った。「小然、お願い...」

心臓が飛び出しそうになり、下半身まで反応し始めていた。私はほとんど機械的にうなずき、そっと顔を近づけた。雪のような白さが目の前に広がる。歯を食いしばり、すぐに口を開け...