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686話

表姐が「ん」と小さく声を上げ、息遣いまで荒くなっていた!

「小然、あなた」表姐は息も絶え絶えに言った。

これで僕はたちまち目が覚めた。急いで表姐から手を離し、すぐに起き上がった。

「表姐、ごめん、わざとじゃなかったんだ」僕は慌てて言い訳した。

今の僕は自分をひっぱたきたいくらいだった。表姐を触ってしまったからではなく、まだ触りたいと思ってしまっているからだ。

表姐もすぐに起き上がり、服を整えた。その姿を見て、僕はまた心が落ち着かなくなった。

しかし今は大事なことがある。僕は急いで尋ねた。「小然、どうしてここに?」

表姐は僕を睨みつけてすぐに言った。「ここに来て何ができるって?もちろんあなたを手...