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679話

「午後の競技は薪割りだ!午前中に絵を描き終えたばかりの人たちが、午後にはもう薪を割り始めるなんて!」

薪割りが始まると、案の定、またしても大勢が競技を諦めてしまった。

これですぐに私と李征の二人だけの勝負になってしまった。

しかし李征は今回は読みが外れたようだ。薪割りは私の得意分野なのだ。そして非常に重要なポイントがある。審判が私の味方だということだ!

時間が経ち、すぐに審判が採点を始めた。結果は予想通り、この勝負は私の勝利だった!

李征の表情が一変した。彼は少し信じられないという顔で春妮を一瞥した。

私は冷ややかに笑った。今こそ私が待ち望んでい...