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600話

私は眉をひそめたが、辺りには灿姉の姿などどこにも見当たらなかった。溜息をついて、すぐに柳叔母さんの店へ向かった。

店に入るなり灿姉の姿が目に入った。今は柳叔母さんの営業時間ではないので、店内には灿姉しかいなかった。

灿姉を見つけた瞬間、もう迷いはなかった。すぐに中へ踏み込んだ！

「あらまぁ！小然！久しぶりね！何か食べる？今日は柳おばさんがおごってあげるわよ！」柳叔母さんが熱心に声をかけてきた。

私は微笑んで言った。「大丈夫です、叔母さんは自分のことをしていてください。私は彼女に会いに来たんです」私は手で灿姉を指さした。

柳叔母さんは眉をひそめ、うなずくと、厨房へ戻っていった。

私は...