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565話

私はちょっと呆然として、自分の頃を押さえながらどうしていいか分からなくなった。今まで張月のことをどこか風俗嬢のような女性だと思い込んでいたが、この軽いキスの後、張月も他のすべての女性と同じ女心を持っているのだと突然気づいた。

私が頬を押さえて茫然自失としていると、張月はあっという間に駆け去ってしまった。

私はため息をついて、張月の荷物をまとめ終えた。まだ時間が早いので、一度家に帰って、いとこに会えるかどうか確かめてみようと決めた。今夜のことは何があっても明かさないという作戦はすでに心の中で決めていた。

こういうことを考えると、いとこを裏切って浮気をしているような気分になるが、実際には私と...