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530話

私はちょっと躊躇した後、怒りに任せて従姉の体を抱き締めた。ここから連れ出すつもりだった。

しかし、従姉の体に触れた瞬間、まるで感電したかのように彼女は反応した。何かはけ口を見つけたかのように、彼女の腕がすぐに絡みついてきた。従姉は両手で私の腕を掴むと、自分の胸元へと引き寄せ始めた。

従姉が今迸り出させている力は驚くほど強く、私は不意を突かれて、あっという間にベッドに引き込まれてしまった。

従姉の体からは驚くほどの熱が放たれていた。

私の腕は従姉に抱きしめられ、豊かな双丘に挟まれてしまった。その弾力に私の顔色が変わり、あまりの感触に一瞬で頭の中が真っ白になりそうだった。

ベッドに倒れ込...