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503話

李霞は顔色を変え、冷ややかに鼻を鳴らして言った。「運がいいわね。でも覚えておきなさい！次また私に捕まったら、絶対に許さないからね！」

「もういいから！小然、早くそれをしまいなさい。外に出したままなんて、何事よ！」胡姐が急かした。

私は苦笑いしながら、急いでズボンを上げた。

この騒動がこうして収まったのを見て、従姉は何か急用があると言い残し、急いで立ち去った。

残った胡姐と張玉倩の二人も、何か言い訳をして慌てて逃げ出した。

これで私と李霞だけが残された。

李霞は私をちらりと見て言った。「ついて来なさい！」

私は少し躊躇したが、結局は彼女についていった。

部屋に入るなり、李霞はすぐ...