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475話

私がまさに反論しようとした瞬間、胡姉さんが突然近づいてきて、鼻先に香りが漂ってきた。

胡姉さんは軽く私の肩に手を置いた。「然くん、急いで反論しないで」

今となっては反論したくても言葉が出てこない。さすが胡姉さんは、この仕事を長くやってきただけあって、一度触れただけで分かってしまうんだ。

私の腕のすぐ横には胡姉さんの豊かな胸が。

少し動くだけで胡姉さんの柔らかさを感じてしまう。

一晩経って、昨日のことも少し薄れてきたけれど、胡姉さんのこの吐息で、すぐにムラムラしてきた。

胡姉さんは私の困った様子に気づいたのか、一歩下がって、くすくすと笑い始めた。「見てごらん、まだそんなにからかわれに...