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463話

私のそこはまるで一本の棒のようで、私と従姉を隔ててしまい、従姉が一歩も前に進めないようにしていた。

今はこんなに興奮しないでいられたらと、どれほど願っていることか。初めて自分の欠点を実感している。

従姉は少し水を手に取って自分の顔に軽く叩きつけたが、それでもまだ少し気恥ずかしそうに、しきりに私のそこへ目を向けていた。

従姉の両手が私の上半身を優しく這い回り始めた。その小さな手はまるで小魚のように、私の身体の上を行ったり来たりしている。

目を怪我した数年間、私はずっと鍛錬を続けていたから、体にはいくつか筋肉がついている。従姉の両手はその筋肉の線に沿って動き回っていた。

「小然、意外ね。...