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408話

「ちょっと動いたら、従姉も目を覚ましたじゃないか!」

従姉はすぐにこの状況の気まずさに気づいたようで、ちらりと俺を見て冷たい声で言った。「どうした?嫌なのか?昨日はあんたが私にしつこくくっついてきたじゃない!ちょっと利子を取るくらいいいでしょ?嫌なの?」

嫌なわけないだろ!むしろ大歓迎だ。従姉にもっと好き勝手されたいくらいだ。

従姉は言い終わった後、手を少し動かして、まるで自分の権利を主張するかのようだった。

俺の顔色が変わると、従姉は俺の窮地を見て即座に大笑いした。

彼女は俺をちらりと見ると、あそこを離して言った。「まあいいわ、今日は見逃してあげる。でも次に捕まえたら、そうはいかな...