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407話

いとこ姉さんは今夜ずっと私をほとんど相手にしてくれなかった。彼女の部屋は静まり返っていて、いつもしていたマッサージさえ今日はなかった。私はため息をついた。いとこ姉さんは本当に怒っていて、長い時間が経たないと私を許してくれないだろう。

夜、寝る時間になって、我慢できずにいとこ姉さんの部屋のドアをノックした。ドアを開けるなり、姉さんは冷たい目で私を見て言った。「何か用?」

「姉さん、今日のマッサージまだやってないよ。体調悪くなったら困るから、マッサージしてから寝ようよ」

いとこ姉さんの表情が微妙に変わり、黙って道を開けてくれた。「小然、入りなさい」

姉さんがまた「小然」と呼んでくれた。もし...