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381話

私はため息をつき、灿姉の頼みを前にして断るのが難しかった。

黙って服を脱いでいると、灿姉は微笑んで言った。「小然、始めましょ。ずっと待ってたのよ。今日は何をしてくれても構わないわ」

私は頷いて、両手をこすり合わせてから灿姉に近づいた。両手を彼女の体に置くと、灿姉の体が一瞬震え、すぐに肌が薄紅色に染まった。

灿姉もきっと待ち望んでいたのだろう。今日のことは突然の思いつきではないはずだ。だから私ももう我慢せず、灿姉に手を施し始めた。優しく彼女の体を撫でると、灿姉の吐息はだんだん大きくなっていった。

深呼吸をする。今日これをするのは灿姉を救うためだ!単なる自分の欲望のためじゃない!

頷いて...