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355話

「いったいどうなってるんだか、私にもよくわからなくなってきた。

でもとにかく、私は目を覚ますわけにはいかない。

まさか従姉が自分から触ってくるなんて、こんなチャンスは二度とないかもしれないんだから。

もし急に目を覚まして従姉の行動を邪魔したら、それこそ取り返しのつかないことになる。

従姉の手がゆっくりと下へ、私の急所へと移動していく。従姉の息遣いも少し荒くなってきた。彼女は歯を食いしばると、決然とした様子で私のそこに手を伸ばしてきた!

なんと従姉が自ら私に手を出すなんて!

頭の中がついていかない。これが従姉のすることなのか?

韓瑶が触ってくるなら理解できる。だって韓瑶はずっと私にあの気持ち...