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353話

「正直、今となっては望んでいるかどうかなんて言えないよ。こういうことは男なら誰でも望むものさ。でも問題は、いとこが側にいることだ。もしいとこがいなかったら、間違いなく一瞬で飛びついていただろうけど」

僕は苦笑いして考えた。これをやったら、いとことはさよならすることになるんだろうな。

ため息をついて、ゆっくりと韓瑶に向かって歩き始めた。

韓瑶に近づくと、彼女はすぐにタコのように絡みついてきた。彼女は手を伸ばして僕のベルトを解き始め、その過程で何度も僕の体を触ってきた。

韓瑶はようやく準備を整え、僕に向かって指で誘うように合図した。「始めましょ!」

「もういい!」いとこが突然大声で叫んだ...