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328話

しかし従姉がいて韓瑶を待っているということは、これ以上あんなことを続けるわけにはいかないということだ。

「小然、忘れないでね、三天穴のマッサージをしてあげること!」従姉が声をかけてきた。

私は返事をして顔を上げると、韓瑶が怨めしそうな顔で私を見ていた。

私は韓瑶の三天穴に手を当ててマッサージを始めた。私のマッサージを受けるうちに、韓瑶の顔はだんだんと赤くなり、私を見る目もだんだんと定まらなくなってきた。

ついには目をほとんど開けていられないほどになった。

韓瑶は軽く唇を噛みながら、私のマッサージを受け、少し動くだけで小さな吐息を漏らした。

その声を聞いて、私の心もざわめいた。

し...