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323話

私は急いで中に飛び込んだ。中に入ってみると、灿姐が忙しなく立ち働いていて、一瞬たりとも休む暇がなかった。

「敵は？」

「とっくに帰ったわよ。何か用？私に会いたくなったの？」灿姐が尋ねた。

私は少し躊躇った後、従姉がここで働きたいということを灿姐に伝えた。

灿姐は従姉を一瞥すると、目を輝かせた。これはマズイと思った。この目つきを見れば分かる、絶対に良くないことが起きる。私の記憶では、灿姐にはある重要な特徴がある。それは、お金を見たときだけこんな表情をするということだ！

「いいわよ、悪くない。この子、雇うわ」

従姉も少し反応が追いつかなかった。こんなに簡単に同意するなんて？

灿姐は従...