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316話

「こいつを見ろよ、この小さな盲目坊主はまだ童貞じゃないか!」

「張姉さん、目が見えなくても顔立ちは悪くないわよ。あんた、童貞の味、試したことないんでしょう?今回試してみない?」

その言葉を聞いて、私は心臓が跳ねた!

顔を上げると、張姉さんが私をじっと見つめているではないか。その様子はまさに私に興味を持った表情だった!

童貞というのは、こういう風俗の女性たちにとっては珍品も同然だ。昔は童貞に出会ったら、むしろ赤い封筒に包んだお金をあげるという噂すらあったくらいだ。

私の心臓はドキドキと激しく鼓動していた!

もしかして今日、私の童貞問題が解決するのか?張姉さんは私を見て微笑むと、自ら前に歩み寄って...