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303話

私の心臓はたちまち喉元まで飛び上がった。

私と韓瑶の間はもう一線を隔てるだけの状態で、韓瑶が少し腰を下ろせば、私はこれまでの自分とはお別れすることになる。

まさにその時、従姉が突然私のそこを握りしめた。

従姉の小さな手は冷たく滑らかで、触れた瞬間、私の胸が震えた。

これには韓瑶も機嫌を損ねた。「程怡、何してるの?触りたくないんじゃなかったの?自分はやめたくせに、私に試させないつもり?」

従姉は微笑んで言った。「考え直したの。私も見てたら欲しくなっちゃった、ダメ?」そう言いながら、さらに何度か強く上下に動かした。

従姉のその動きはかなり力強く、強烈...